こんにちは。コーチのためのゼロイチ専門家、めい（@mei_coach）です。
「コーチングの資格を取ったけど、稼げるようになってません」という相談を多くいただきます。
私も資格を取れば、コーチとしてお金を頂けるようになるだろう。と思っていたことはありました。
ですが、残念ながら資格や認定をとっても稼げるようにはなりません。
その5つの理由についてお話ししますね。
Contents
コーチを名乗るために必須ではない
実はコーチングの資格はコーチをする人にとって、必須なものではないんです。
キャリアコンサルタントのように名称を名乗るために必須な国家資格もありますが、コーチングの資格は全て民間資格です。
民間資格とは、団体や企業・個人などが独自の審査基準を設定して、任意で認定している資格。
コーチとして売れるようになりたい、稼げるようになりたい人は、資格を取るよりも先にもっとやることが他にあります。
学ぶことと稼ぐことは全く違う
コーチングを学んで、資格を取れば売れるだろう。
あわよくば…と思ってませんか？学ぶことと、売れることは全く違うんです。
それは経営を学んだ大学生が、経営関係の資格を取れば稼げるだろう、と言ってるようなものです。
学びを深める＝稼げるようになるわけではないんです。
学びはあくまで学びにしか過ぎません。
それに資格や認定をとるためのスクールは、コーチとして売れる方法を教えてくれる場所じゃないので勘違いしないようにしましょう。
コーチとして稼げるようになる。
つまり、お金をいただくという事は、その先にお客さまがいるということ。
コーチとして稼げるようになるには、「ビジネス」をする必要があります。
コーチの活動が趣味や5万円以下の収入で良いならなんとなくでもできますが、コーチとして数十万以上のお金を頂きたいのであれば「ビジネス」をやりましょう。
練習は練習でしかない
「全く経験ゼロより、スクールや資格取得を通して無料や練習でも少しは経験積んだ方がいいだろう」
そう思う方もいるかもしれませんが、それは本質ではありません。
バットの素振りだけ100回やっても、1回の試合で得られるものには勝てないですよね。
お金を頂いてやるセッションの中でしか、得られないものがあるんです。
よくSNSで、コーチングの練習に付き合ってくれる方を募集する発信もありますが、「私は練習中です」と見込みのお客様にも公言してるようなものなので、少しもったいないですね。
練習する相手を募集する時間があるなら、有償でのお客様を見つける活動に時間を割く事をおすすめします。
コミュニケーションスキルを高めても売れるわけじゃない
資格取得の過程で学ぶコーチングは、所謂コーチングコミュニケーションの手法です。
相手の話を聴く傾聴の仕方やフィードバック、質問…などこれらは対人関係の中で使うコミュニケーションのスキルですね。
コミュニケーションスキルを高めても、あなたのサービスを買う前のお客様にはなかなか伝わらないですよね。
お客様は高いコーチングスキルを持ったコーチにお金を払うわけではないので、スキルを高めても売れないんです。
お客様は資格の有無を見ていない
「資格があれば箔がつくだろう」
そう思う方もいるかもしれませんが、それはないです。
今はコーチが溢れてますよね。SNSを開けば、色々なコーチがいます。
それに、あなたがコーチとして高額稼ぎたいのであれば、高額払うくらい自分を変える覚悟を持ったお客様は、資格の有無でコーチを判断してません。
それ以上に、このコーチは「どんな未来に連れて行ってくれるコーチなのか？」を見ていますよ。
まとめ
コーチングを学びたい、理解をもっと深めたいというのであれば資格取得でも良いでしょう。
ただ、コーチとして売れるようになりたい、稼げるようになりたいと思う人は、「ビジネス」をする必要があります。
目の前にいないお客様とのセッション内に使うスキルを高めることに時間とお金を使うのではなく、
「あなたにお願いしたい。」そう言ってしっかり数十万以上の高額を払うくらい、自分の人生を変える覚悟を持ったお客様を見つけること。
そのビジネスの活動に時間とお金を使っていきましょうね。
